2024/01/04(木)
第1回:仕事でなぜお金がもらえるか?
こんにちは、Incbird編集部です。
今日から始まるこのシリーズは、高校生の皆さんに向けて、株式投資の基本的な考え方をわかりやすくお伝えしていきます。皆さんが投資についての新しい視点を得ていただく機会になればうれしいです。
お金は「ありがとう」との交換
仕事でお金をもらえるのはなぜだろう?お金を払ってくれる人は、どんな人だろう?ここから話を始めます。
買い物をしたり、製品を作るため部品を大量に買ったり、病院やスポーツジムやテーマパークに行ったとき人々はお金を支払います。この人たちは
「あのゲーム」が欲しい
「こんな部品」が必要だ
「咳が出て」で困っている
「あのアトラクション」を体験したい
など「欲しい」「したい」「困っている」課題を抱えています。
このとき
「楽しいゲーム」を提供したり
「優れた精密部品」を提供したり
「咳止めの薬」を提供したり
「人気のテーマパーク」を開業したり
するとお金をもらうことができます。
この時、それぞれの課題が解決できてお金を払った人の心の奥底には「ありがとう」があるはずです。
ここから生まれる仮説は
お金は「ありがとう」と交換していると考えられる
ということです。
「ありがとうセンス」を磨く
私は高校時代、なんとなく「働くのはやだなぁ」と思っていました。これは当時の仕事観が
自分の時間の切り売りが仕事をすること
という認識だったからだと思います。
でも、社会人になって働き続けているうちに
仕事は、どう「ありがとう」を言ってもらうかの工夫
であると考えるようになりました。
仕事でお金をいただく時「ありがとう」をどんな感じで言われたか?商品を買った時、自分がどんな感じで「ありがとう」と思ったかを気にするようになりました。
これを
「ありがとうセンス」を磨く
と編集部では称することにしています。
コンビニでもどこでも、何かを買った時「ありがとう」と言うだけで、このセンスは磨かれます。
次回は、「ありがとうセンス」を仕事の現場でどう使うかを深掘します。
皆さん、次回もお楽しみに!
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