【図解Incbird】バードの見方ガイド
バードの部位ごとの図解
バードの各部位は、業績や財務や株価の状態で描画されています。下記の各ボタンを押すと、どのようなデータで描かれているかの説明を読むことができます。
バードの見方ガイドのサマリー
バードの主要部分の見方の要点をまとめました。各部位が何を示しているのかの確認にご利用ください。
かせぐ力をみる
右の翼→PL(損益計算書)のデータ
注目ポイント:
右の翼(向かって左)はPL(損益計算書)のデータで描かれています。各羽の水色が利益、赤色がコスト。水色が長いほど利益率が高いバード。
伸びる力をみる
左の翼→売上と純利益の5期分
注目ポイント:
左の翼(向かって右)は直近5期の売上と純利益のデータで描かれています。上の羽が大きいほど業績が伸びている姿になります。
安全性と蓄積した力をみる
足→BS(貸借対照表)のデータ
注目ポイント:
足はBS(貸借対照表)のデータで描かれています。左足(向かって右)の赤い部分は自己資本比率。流動負債と流動資産の高さを比較すると財務的な安全性。右足(向かって左)の黄色は生産設備などの固定資産の大きさを示しています。
お金の出入りと投資への積極性に注目
手とクチバシ→キャッシュ・フロー
注目ポイント:
クチバシは営業キャッシュフロー(営業CF:期中にビジネスで増やした現金の規模)。大きいほどクチバシは立派。右手は投資CF(設備投資などに使った現金)。黄色く大きく挙がっていれば投資に積極的な姿。左手は財務CF(借入と返済の差額)。借入より返済が大きいと手は水色で下がっていきます。
株主還元に注目
尾っぽ→配当利回り、配当性向
注目ポイント:
尾っぽは配当のデータ。上の尾は配当利回り(一株当たり配当金÷株価)。長ければ利回りが大きい姿。下の尾は配当性向(一株当たり配当金÷一株当たり純利益(EPS))で同じく長ければ配当性向は大きくなります。
グローバル企業かをチェック
ネクタイ→国内・海外売上比率
注目ポイント:
ネクタイ模様は国内、海外売上の比率のデータ。国内売上は赤、海外売上は水色。水色が長いと為替の影響を強く受けます。
売上の規模をみる
体の大きさ→売上規模
注目ポイント:
翼長と体の大きさは売上の規模と比例します。体や翼長が大きいと売上の規模が大きい姿。
時価総額の大きさをチェック
頭の大きさ→時価総額
注目ポイント:
頭の大きさは時価総額の規模と比例します。
頭が大きいと時価総額の規模が大きい姿。体に比べて頭が極端に大きいと、株価が人気で高騰している場合があります。割高感を確認しましょう。
一株当たりのかせぐ金額をみる
トサカ→一株あたり純利益5期分
注目ポイント:
トサカはEPS(一株当たり純利益)の5期分のデータ。青く高いほどEPSが高い状態です。手前(向かって左)が直近期。発行済株式数が増えると低くなることがあるので注意してください。赤いトサカは赤字の年度。
純資産から株価が割高、割安傾向かをチェック
ひたい→実PBR
注目ポイント:
ひたいの模様は実績PBRのデータ。赤く狭いとPBRが高く、青く広いと低い姿です。一般的にPBRが低い値は割安な銘柄とされます。紫色の場合は1倍前後。
売上から見た割高感をチェック
右の目→実PSRなど売上関連データ
注目ポイント:
右の目は売上関連のデータ。目力が強いのは株価が割高傾向にあります。優しい目つきは割安傾向。
純利益から見た割高感や利益の規模をチェック
左の目→実PERなど純利益関連データ
注目ポイント:
左の目は純利益関連のデータ。目力が強いのは株価が割高傾向にあります。優しい目つきは割安傾向。
何のビジネスかをチェック
体の色→ビジネスの種類
注目ポイント:
体の色は、各会社が発表した事業セグメントの売上とビジネスの種類。ビジネスの種類は独自に設定した30分類で色分けしています。東証33業種分類の情報通信とサービス業を細かく分類したので、併用すると分かりやすいと思います。
ビジネスの色パレット
エネルギーのビジネス
- 資源のビジネス
- エネルギー・インフラのビジネス
ものづくりのビジネス
- 素材のビジネス
- 機械のビジネス
- 電子・精密部品のビジネス
- 家電・電子機器のビジネス
- 車・輸送機械のビジネス
- 医療,医薬,ゲノム,バイオのビジネス
- 衣料・生活用品のビジネス
- 食品・食材・飲料のビジネス
ものをとどけるビジネス
- 物流・倉庫・交通のビジネス
- 商社・卸のビジネス
- 小売のビジネス
サービスするビジネス
- 飲食サービスのビジネス
- 施設サービスのビジネス
- 専門家・人材サービスのビジネス
情報をあつかうビジネス
- 情報システムサービスのビジネス
- 通信のビジネス
- デジタルプラットフォームのビジネス
- メディア・広告のビジネス
- コンテンツのビジネス
- ソフトウェアのビジネス
- 情報加工・活用のビジネス
お金のビジネス
- クレジット・その他金融のビジネス
- 保険・リース・レンタルのビジネス
- 証券・投資のビジネス
- 銀行のビジネス
土地や建物のビジネス
- 不動産・住宅のビジネス
- 施工・建材,設備のビジネス
- 建設・土木のビジネス