配当への積極性を見分ける
尾っぽが長いのは配当に積極的なバード
尾っぽは配当利回りと配当性向。上の尾羽が長いと配当利回りが高く、下の尾羽が長いと配当性向が高いです。
配当のレベルや、株主還元への志向が分かります。
尾っぽの図解
尾っぽの2枚の尾羽は、上が配当利回り、下が配当性向を示しています。値は実績値。
上の尾羽
上の尾羽は、配当利回りを示します。年間の一株当たりの配当金を株価で割った数字です。株式を購入した場合、配当金でどれくらい利益を得るのかを目安として使います。
株価が上がれば、相対的に配当利回りは下がるのでご留意ください。
下の尾羽
下の尾羽は、配当性向を示します。一株当たりの配当金を一株当たりの純利益で割った数字です。会社が株主に、利益の何%を還元するのか?の目安となる数字です。
配当による株主還元に熱心な会社は、この尾羽が長くなります。
尾が赤くなるのは、純利益が赤字にも関わらず配当を行った会社になります。
尾っぽのまとめ
尾っぽは、配当にまつわる情報です。
長ければ高い配当利回りや配当性向を示します。成長段階にある会社は、配当を出さないケースがあります。その場合は尾っぽがないバードになります。