一瞬で見分ける

「変革期」の会社を一瞬で見分ける

バードがキャッシュ・フロー・サイクルのどの段階にいるかが分かります。変革期にはタイプが3つあるので一瞬で分かるというのは語弊があるかもしれません。
※キャッシュ・フロー・サイクルについて>




変革期のバードを見分ける1

投資CF

投資にお金を使っている

営業CF

本業でお金を減らしている

財務CF

返済してお金を減らしている

本業はマイナス、借入は返済優先、投資は行う。本業がプラスに転じれば成熟型へ

本業ではお金を減らし、投資は積極的だが、新規の調達より、返済を優先。この状態が長く続くとピンチだが、本業がかせぎ始めると「成熟型」に移行する変革期にある状態。

クチバシは紫グレーでと右手のガッツポーズ。左手は青い姿。




変革期のバードを見分ける2

投資CF

資産を売ってお金を増やしている

営業CF

本業でお金を増やしている

財務CF

資金調達してお金を増やしている

本業はプラス、資産を売却、資金調達は行いお金を確保。投資が積極的になれば成長型へ

本業ではお金を増やし、投資は消極的で、新規の調達も実施でお金を増やしている。ケースによるが、投資を控え続けると、今後、本業のかせぐ力に影響が出る可能性も。投資が積極的になれば「成長型」に移行。

クチバシは黄色で右手は下がって青く、左手は黄色で上がっている姿。




変革期のバードを見分ける3

投資CF

資産を売ってお金を増やしている

営業CF

本業でお金を増やしている

財務CF

返済してお金を減らしている

本業はプラス、資産の売却でお金を獲得、資金調達は消極的。投資が積極的になれば成熟型へ

本業ではお金を増やし、資産の売却などでお金を確保、財務は返済を優先。資産売却により、商品などの生産能力が下がらなければ問題なしだが、下がるなら投資に向かう必要あり。その場合「成熟型」に移行。

クチバシは黄色で両手が青く下がった姿。

まとめ

今回は、成熟期の会社を「クチバシ、両手」で見つける方法の説明でした。

ここでは「変革期」にある状態のバードの説明ですが、3パターンの姿があるので、多少複雑です。それぞれ、事業の進め方に変革が必要の可能性がある状態と捉えてください。

ただ、事業の内容や個別の経営状況で、この形が不自然でない場合もあります。興味をもった会社についてはより多くの情報を見て、ご自身で判断するようにお願いします。


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